昭和の3種の神器は白黒テレビ・洗濯機・冷蔵庫でした。令和の時代、新たな3種の神器があります。食洗機、ドラム式洗濯乾燥機、ロボット掃除機です。共通するのは「家事の時短」という目的です。繰り返しお伝えしてきた「価値あるものにお金を使う」という考え方。その最たる例がこの3つです。なぜなら、これらが生み出すのは「時間」だからです。お金は取り戻せますが、時間だけは絶対に戻らない。時間を生み出すものへの投資は、最も確実なリターンをもたらします。
なぜ「時間を生む家電」に投資すべきか
前回の記事で「部屋を綺麗にすると人生が変わる」とお伝えしました。しかし現実には、掃除・洗濯・食器洗いといった家事は毎日発生し、時間と気力を着実に消耗させます。
家事にかかる時間を「コスト」として捉えると、それを削減する家電は「投資」です。1日30分の家事が自動化されれば、1年で約180時間が生まれます。その時間を、家族との会話・趣味・自己投資・副業・休息に使える。お金に換算すれば、時給1,120円として年間20万1600円分の時間が生まれる計算です。
家電の購入価格は一度きりのコストです。しかしその恩恵は、使い続ける限り毎日積み重なります。これほどコストパフォーマンスの高い投資は、なかなかありません。
① 食洗機
食後の食器洗いは、毎日欠かさず発生する家事のひとつです。手洗いにかかる時間は1回あたり15〜20分。家族が多ければさらに長くなります。
食洗機に任せれば、食器をセットしてボタンを押すだけ。その間に別のことができます。洗い残しを気にしながら流水で洗う作業から解放されるだけで、食後の時間の使い方がまるで変わります。
さらに、食洗機は手洗いより節水効果が高いことが多く、水道代の削減にもつながります。高温の湯で洗うため、除菌効果も手洗いより優れています。
ビルトインタイプでなくても、卓上型の食洗機であれば賃貸でも導入できます。価格も手頃になっており、導入のハードルは大きく下がっています。
② ドラム式洗濯乾燥機――特に「自動投入タイプ」がおすすめ
3つの中で最もインパクトが大きいのが、ドラム式洗濯乾燥機です。
従来の洗濯機との最大の違いは「乾燥まで全自動」であること。洗濯物を入れてスイッチを押せば、洗い・すすぎ・脱水・乾燥まで一貫して終わります。乾いた洗濯物をそのまま取り出してたたむだけ。天気を気にする必要もなく、干す手間も、取り込む手間も、完全になくなります。
乾燥後にそのままハンガーに移すだけで完結します。
自動投入タイプを強くおすすめする理由
ドラム式洗濯乾燥機の中でも、洗剤と柔軟剤の自動投入機能がついたタイプを特におすすめします。
私自身も最近自動投入タイプに買い替えました(笑)
タンクに洗剤と柔軟剤をまとめて入れておけば、毎回の計量・投入が不要になります。「洗剤を入れ忘れた」「量が多すぎた・少なすぎた」というミスもなくなります。洗濯のたびに洗剤を手に取る、その数十秒の動作が毎日積み重なると、意外と大きなストレスになっていることに気づきます。
何より洗剤、柔軟剤が毎回手に付くストレスがなくなるのも個人的には重宝してるポイントです。
自動投入タイプは本体価格が少し高くなりますが、手間とストレスの削減効果は絶大です。「洗濯のことを考えなくていい」という状態は、想像以上に快適です。
③ ロボット掃除機
掃除機をかけることは、頻度は高くないものの、意外と時間と手間がかかる作業です。家具の周りをよけながら、部屋を移動しながらかける。ロボット掃除機はその作業をまるごと代行します。
外出中や就寝中にセットしておけば、帰宅したとき・起きたときには床がきれいになっています。「掃除しなければ」というストレスから解放されるだけで、気持ちの余裕が変わります。
前回の記事で「敷物を置かない」とお伝えしましたが、まさにこのためでもあります。カーペットや絨毯、玄関マットがなければ、ロボット掃除機は隅々まで自由に動き回れます。部屋をシンプルに保つことと、ロボット掃除機の導入は非常に相性がいい組み合わせです。
最近のモデルでは自動でゴミを収集するダストボックス機能がついたものも増え、さらに手間が減っています。
3つ合わせて「考えなくていい家事」をつくる
食洗機・ドラム式洗濯乾燥機・ロボット掃除機の3つを導入すると、日常の主要な家事の大部分が「セットしたら終わり」になります。
皿洗い→食洗機が担当。洗濯・乾燥→ドラム式が担当。床掃除→ロボット掃除機が担当。
これで生まれた時間を何に使うかは、あなた次第です。子どもとの時間、パートナーとの会話、趣味、勉強、運動、あるいはただゆっくり休む——どれも、家事に追われていては得られなかった時間です。
「高い買い物」ではなく「長期投資」として考える
3つ揃えると、決して安い買い物ではありません。しかし前述の通り、これらは一度買えば毎日リターンを生み続ける投資です。
たとえばドラム式洗濯乾燥機を15万円で購入し、10年使うとします。1日あたりのコストは約41円。それで毎日30〜40分の時間が生まれるなら、この投資のコストパフォーマンスは圧倒的です。
私自身、この3つをすべて毎日使っています。もはや生活インフラの一部であり、どれかひとつが壊れたとしてもすぐに買い替えます。それくらい、手放せない存在になっています。「高い家電を大事に長く使う」より、「壊れたらすぐ替えて、毎日快適に使い続ける」方が、生み出す時間の価値を考えれば十分に合理的な判断です。
まとめ
- 令和の3種の神器は食洗機・ドラム式洗濯乾燥機・ロボット掃除機
- 共通する目的は「家事の時短」。これらが生み出すのは「時間」という最も価値ある資源
- 食洗機:食後の洗い物から解放され、節水・除菌効果もある
- ドラム式洗濯乾燥機:洗濯〜乾燥まで全自動。特に洗剤・柔軟剤の自動投入タイプがおすすめ
- ロボット掃除機:敷物をなくした部屋と組み合わせると効果が倍増
- 3つ合わせて「考えなくていい家事」をつくることが目標
- 高い買い物ではなく、毎日リターンを生み続ける長期投資として捉える
時間を生み出すものには、極力投資すべきです。お金は稼ぎ直せますが、今日という時間は二度と戻りません。
※製品の選択は各メーカー・モデルの最新情報をご確認のうえ、ご自身の生活スタイルに合わせてご検討ください。

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